愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
最近の好きな言葉。
愚者は経験に学ぶ。
賢者は歴史に学ぶ。
日本人は自国の歴史に疎いと言う。
確かに日本史を知らない日本人は多いと思う。
そこで改めて日本史を勉強してみようと思い、百田尚樹の「日本国紀」を読んでみた。
百田尚樹は少し偏った思考の持ち主と思うけれど著書は中々良い。
「永遠のゼロ」も良かった。
話が逸れたが、昔の成功談をいつまでも言い続ける人が多い。
成功したのはすごいけれど、時代も環境も状況も違うので何の参考にもならない。
むしろ、どういう失敗をして何を反省したかを聞いた方が何倍も得るものがある。
まさに歴史も同じ。
どんな文明も王朝も幕府も終わりが来ている。
初めは良かったのに何かがズレ始め、それが致命的となる。
自分だけの僅かな経験ではなく、失敗を犯した多くの先人の様々な経験を自分のモノとすることで色々な手事前に考えられる。
それが歴史に学ぶということであろう。